カルマと祈祷について

今、あなたが持っている魂は、この宇宙でただ一つしかありません。同じ魂が、何度も転生を繰り返しております。前世のあなたの一生、生き方や行動等の選択また想いは、今世にもしっかりと受け継がれております。

前世で愛を誓い合った二人は、今世でも出会う運命にあります。
ですが、ソウルレイにまだ出会っていない人たちも、沢山います。
沢山の人々が、より多くの魂のつながりを求めて、新たな縁を結ぼうとしております。
転生すればするほど、魂のつながり、初めましての魂も増えていき、そうした中で、人間関係も育まれ、私たちのつながりは、自然と広がっていきます。
そうすると、人間関係にもつれが生まれたり、来世に持ち越す感情があったりもするわけです。

例えば、男性側が、前世で片思いをして報われなかった場合、今世では片思いの女性と結婚している場合もあります。
ですが、前世では振り向いてもらえなかったため、やはり今世でもうまくいかない事もあります。
そうすると、今世では仮面夫婦となり、男性側がもう別れたいと思った所で、中々踏ん切りがつかない、また女性側も男性をお金としか見ておらず、一向に離婚に持ちきれない事があります。

また別のケースでは、前世で女性側が片思いをしており、男性側に利用され、酷く傷つき、強い恨みを抱いたとします。今世では、女性は男性と結婚しているものの、強い恨みだけが残ってしまい、女性の気持ちは皆無、男性をお金としか思わず、浮気三昧で利用している、といった現実もあります。勿論、離婚したくとも、男性が前世の悪事のカルマにより、前世の自分との悪縁に引っ張られ、通常通りの選択ができない、間違った方向に引っ張られがちになり、中々正しい選択ができないといった事もあります。

また別のケースでは、前世で犯罪を犯したため、やはり前世の自分との悪縁のカルマが働き、今世はどんなに頑張ろうとも空回り、自分の欲を自制できずに、同じ悪縁を持った人に惹かれがちに
なり、恵まれない恋愛を繰り返したり、いざという時に冷静になれず、物事の判断が出来なくなり失敗をしてしまう事もあります。

縁結びや縁切りの施術をしていて、すんなり効く人と、中々施術をして効いてきてもしぶとい人、本音は両想いになれても裏腹な行動をして裏目に出てしまう人、中々重い腰が上がらない人、色々なケースがありますが、鑑定がケースバイケースなのは、このように、ひとりひとりの前世のカルマや、魂のつながり方、前世から何を持ちこしてきているかにもよります。

勿論、鑑定でじっくり見ていかないと、これらの事は、全て洗いざらいには分かりません。
鑑定士にも視方やり方は様々ですが、どの鑑定士に依頼されている方にも言える事は、中々思うように結果が出ない方は、すぐ効く効かないを判断する前に、ご自身の事を、今世の現状だけではなく、前世とのつながりにおいても、もっと深く知る事が大切になってまいります。それが、今世での幸せ、来世への幸せに結びつきます。

また、カルマとは、施術で解消できるものではなく、ご自身が今世を生きていき、全うする事で、解消する事ができます。
施術をしていて、どんなに強い念力をかけても、前世からのカルマというものは、どうしてもご本人が引っ張られていきがちになります。
そういう時は、ご祈祷というものがあり、天に向けて祈祷をする事で、鑑定士の念力だけではなく、天からその人に向けて、パワーを跳ね返してもらう事で、運気を向上させていく方法があります。形式としては、毎日 朝 昼 晩と行うもので、朝は良運、昼は開運、夜は全体運を向上させていきます。天のパワーですから、勿論強いものがあり、悪縁に負けずに、正しい道を歩んでいけるようにするものです。

十分縁切りが出来ていれば、祈祷だけすれば良いケースもあれば、あまりにも悪縁が強すぎたり、複数絡んでいる場合は、祈祷に加えて念力の施術を加える事で、成就につなげていく事もできます。
恋愛が上手くいかないのは、カルマだけではなく、霊が憑いていて、行動を悪い方向に引っ張っている場合もあります。
私達の運命や選択を左右するのは、私たちの意思以外にも、色々な物が関与しているということです。
これらの判断は、鑑定士もしっかりと見て、判断していかないと、判断が難しいものです。
中々、一般的には恋愛は恋愛で、カルマやら霊やら、祈祷は直結しないものと思います。
縁切りや縁結び以外にも施術が必要であれば、不安になったり、そんなに沢山は出来ないという方もいらっしゃると思います。
勿論、施術1つだけでよろしい方、施術不要で、振る舞い方をこうすれば、それだけで解決して行く方もいらっしゃいます。
それは、今世の私たちによるものではなく、前世からの繋がり、今世に生まれた時点で定められていた環境でもあります。
依頼者の方に分かりやすいように説明して行き、納得できるように、解決できるように導いていくことも、鑑定士の課題になってまいります。
今世で解決出来なければ来世に持ち越す事も、この先繰り返していく事もあります。
運命を憎む前に、その運命を変えていくことは、出来る事です。
宿命という、私たちに与えられた役割、課題というものは、変えられずとも、生き方や在り方、そういったものは十分に変えて行けますし、その環境の中で、全うして良くなっていく事が、一人一人の与えられた宿命でもあります。