霊の見え方と除霊のサイドストーリー

霊を見る時は、目で見るのではなく、感じ取る事で、視ます。

よく、霊感のある方が、一瞬霊が見えた、視界の端に何か見えた、
人の気配が感じ、視覚ではないが、男性とわかった

等というのも、微弱ではありますが、霊視です。

鑑定も、視るというのは、感じて視透かす事により、行います。

霊というのは不思議なもので、例えば家の住人についていたとしても、自由気ままに、その家の周りを徘徊いたします。
そのため、扉が閉まる音がしたり、足音が聞こえたりいたします。
もちろん、憑いていない場合も、通りすがりの霊なども居ります。

また、外で、道路にポツンと立ち尽くしている霊は、そこで何かがあった霊です。
自縛霊であったり、さ迷っております。

人は、亡くなると、生前とは違う次元に行き、霊的真理がわかる様になります。
逆に言うと、現世では、魂の向上のため、ひとたび忘れているだけなのですが・・・

そのため、亡くなった際に、誰も見えない気づいてくれない、となった時に霊が頼るのが、霊感がある人物なのです。

霊能者同様に、霊にも色々と見えるようになります。力は無いですが、霊感のある者、ないもの、が分かります。

そのため、アピールするように視えたり、亡くなった時の苦しみから解放されないまま、憑依した人間にも、
同じように苦しみを与えてしまったりします。

また、霊能者のそばにも、霊は集まってまいります。
一方で、力が強すぎると、消されると思い、隠れてしまう事もあります。

更に、霊感がないのに、霊感がある、と霊感にこだわりすぎている、願望がありすぎる方などには、
低級霊がからかって憑依したりもいたします。

また、霊とは、不思議で、いろんな風に見えます。
そのときのタイミング、フィーリングなどもありますが、
そのままの姿(亡くなった時の姿)で視えたり、においがしたり、声が聞こえたり、
また、その霊が人生で最も充実していた時期の姿で見えたり(見せてきています)、
自動車のミラーや、トンネル、ゴミ箱などに顔だけが写ったり、
カーテンの影や、電柱に紛れて浮かんでいたり、
手だけ、顔だけ、全身、と様々です。

例えば、手が痛いという方を拝見すると、手だけ見えてつかんでいたり、そのままよく視てみると、女性の姿が浮かび、亡くなる映像が見えたり、どの時代でどのような人だったかが見えてきます。

また、何故その人に付いたのか、生前関係があったかどうか、いつ付いたか、等も見えてまいります。
このようにして、相手を見透かすことにより、除霊を致します。相手が分からないままだと、霊にも舐められます。
対面の場合はその方を拝見して視ます。
何も無い、写真もない場合は、文章から見透かします。まずは、依頼者様を視る所から始まり、何がついているか、視ます。
また、写真から鑑定をする際、不思議なのが、写真の中に霊が写っていることが非常に多いです。
例えば、影のように見えて、霊でしたり、オーブのように写っていたり、あとは完全に霊視でないと見えない場合も時にはあります。
写真は、静止画ですが、静止画のようで、私たちには動いて見えます。
例えば、霊が中でさ迷っている姿が見えたり、霊の口だけ凄い速さで動いて見えたり、また、写っている依頼者様達も、実は動きが見えます。
例えば、除霊する時、憑いてる状態ですと、目の奥に闇があり、別の物の気配が漂っております。体の片側だけに憑いてる場合は、左右で別人のように見える方もおります。
除霊を始めると、霊は苦しみだします。
そのため、依頼者の顔が突然真っ青になったり、赤くなったり、瞳が攻撃的になったり、致します。勿論、肉眼ではわからない変化ですが、霊は確かに宿っており、霊能者に攻撃をしてきます。
除霊が完了する時には、霊はその姿を、霊能者に見せてから、消えます。
そのため、写真をみると、はじめに見た時と、依頼者の顔が明らかに変わります。
私たち霊能者は、霊視という力を使い、みておりますが、冒頭でも申し上げましたとおり、皆様もこの力を、微弱ながら使って生きております。
暗闇が怖い、何かいる気がする、お風呂が怖い、そういう感覚も、霊を感じ取っている事になります。
また、霊は構って欲しい者が多いです。そのため、怖がりすぎていたりしても、霊にからかわれてしまいます。
霊感が強いものに対してもアピールしたり、霊も私達と同じように活動しているため、気づいてもらえると期待するあまり、顔を物凄く近づけてきたり、膝の上に乗ってきたり、道路にしゃがんでいたり、致します。
女子トイレに、男性霊が溜まって居る事もあり、呆れる事もございます。
頭を触ったり、手を引っ張ったり、ドアを動かしたり、音を鳴らしたりも致します。
みえていて、慣れている者は無視すれば良いのですが、中々、慣れないと怖かったりしますよね。
また、イタズラするだけならまだしも、人に憑依して悪さする悪霊は、消さなければなりません。
勿論、憑依しても悪させず、その人を守るような不思議な霊も居ります。かといって、霊をつける、という事はやはり憑依された者によっては体に少なからず負担はあるのですが。。
霊の世界は、非常に奥が深いです。
また、前世からの関係で、霊が憑いている方も居ります。
例えば、前世が武士で、自分は名も無い一武士だったものの、ある有名な戦で、有名な武将の首を討ち取った者。
強い怨念で、現世にも持ち越してその武将の霊がついている、という事もあります。
もちろん、強力なパワーですので、現世でその方を苦しめます。ですが、前世から持ち越した霊は、中々見破る事が難しいでしょう。
名前まで霊視出来たとしても、依頼者の方にお伝えする際には、その歴史背景もちゃんとお伝えせねばなりません。霊能の世界は非常に奥深く、過去は永遠と遡る必要があるため、世界的な歴史も、ちゃんと知識としても把握しておく必要がございます。
更に言えば、一生霊が憑依している者は、そのまま死後も霊が憑依している場合がございます。
例えば、依頼者の方に男性と女性の霊がついていたとして、男性は現世で亡くなったものの、女性は更に前の時代の霊であり、よく見ると、女性霊は、男性が生きていた際についていたものだった、といった場合です。
死後も憑依され、離れられないままさ迷ってしまう場合もございます。
霊は、単刀直入に言うと、取れるならば取った方がよいでしょう。
また、ポルターガイストという現象も、霊にはございます。
通常、悪魔が憑いてると起きるイメージのあるポルターガイスト。
霊がついていた場合も起きます。
リビングの物が飛んだり、時計がめちゃめちゃに動いたり、という現象です。怨念が強く、強力な霊が憑いていると起こります。
また、悪霊も、悪魔に魂を売ってしまうと、名も無い低級悪魔になってしまうことがあります。
低級悪魔の場合は、悪魔祓いではなく、通常の除霊で消し去る事は出来ますが、並の霊能者では難しいでしょう。
霊の世界は非常に奥深いですが、今後も色々な角度から、お話させて頂きます。