霊格

霊格とは、人の体内に宿る魂の格というものであり、

霊格を上げる際には、雑念とも言える感情を捨て、自然と同化することで、磨き上げてまいります。
世の中には、霊格の低い、次元の低い波動を放つ者がおります。
そして、誰しもが知恵を付け、感情、人格を形成するにあたり、素直さを忘れ、人格の複雑化、心の闇、醜さを持ち合わせております。
世の中には、それを擦れている、良い事だと履き違えている者も大勢おります。
若者の中には、自身の底辺さ、素行の悪さ、気質の悪さ、時には自身を厳しい、毒舌だ等と、悪い面を良い風に履き違えている者が多く居りますが、全てがマイナスのアクションであり、自分自身を下げ、周りの人間も貶めている事に気づいておりません。
また、自分はストレートに言わないとダメだから、と、何でも相手にぶつけてしまう、のも、素直な事は良いですが、結果的に相手の気持ち、タイミング、気質を考えずに、自身を押し付ける事を正当化しているだけの、ただのエゴになります。
人間の心理というものは、知恵を付けたことにより、価値観が生まれ、様々な捉え方、人格の多様化、複雑化が進んでおります。
そのため、例えば妙に下手に出ているが、内心悪態をついている、心の中で人を小馬鹿にしている人間、逆に、真剣に受け止めているようで何も考えていない者、自己防衛のために嘘を付くもの、何も考えておらず、その場しのぎで別のもののせいにする者、様々なケースがございます。
また、複数、もしくは全ての面を持ち合わせる多重人格者。
人間が複数集まると、何故かそれぞれの負の面を合併し、全体で落ち続けている、このように世の中の人の霊的な格は、現在非常に低迷しつつあります。
仲違いもあれば、一見楽しいはずなのに、何故か霊格としてみると、全体で下がっている、そんな事もあります。
噂、いじめ、マウンティング、対立、派閥、裏切り。
人間関係、何で上手くいかなくなっちゃったんだろう、
という事も紐を解いていくと、
波動の悪い者に蝕まれた、という事もございます。
良かれと思い、周囲を信用して接していたら、周りの人間が、たまたま心無い者が集まってきてしまい、いざと言う時に助けてもらえない、という事態があったり、
また逆に、相手がどう、という訳ではなく自分が先に悪い波動を放っていたという事もございます。
悪意なく、言動で周りを遠ざけてしまうのですが、意外と本人は気づいておらず、逆に周りに酷い事をされていると感じてしまったり、ケロッとして周りの評判に気付かぬまま過ごしてしまう者も居ります。
悪気がなければ悪くないという事もなく、罪を自覚せずには、いつまでも低い次元に漂ってしまいます。
色々な人間模様が交わり、もつれ、恨みになったり、被害意識が生まれたりする中で、この世の中には、多くの負の連鎖、霊格を下げる弾が飛び交っております。
そのように、人間の格を下げ、人間の心を闇で覆い尽くす負のスパイラルが、現在問題となっております。
子供の頃素直だったはずが、大人になるにつれて擦れていくという事は、同時に子供の頃に霊が見えていたはずが、大人になったら見えなくなった、感じなくなった、という事象にリンクしております。
周囲に惑わされず、霊格を下げないようにするには、
まず、霊格の低い人間、霊格の低い一面を垣間見ても、無視する事。ひとまずは反応するものの、心からは相手にしない事。
受け流し、相手にしない事が、波動を回避出来る手段になります。
一緒になって腹を立てたり、反論すると、一気に相手の低い波動の次元まで引きずり下ろされます。
相手にしない、放っておく、無視する事、そして仲間内(恋人も含め)に居たら、悪い波動は心の中で跳ね除ける、という事も、大切な事になります。
逆に、霊格を高めるとするならば1つ、
他者へ与える心を養う事です。
例えば、相手の悪い面に気づいたら、同化せず、敵対するのではなく、諭し、導こうとする事は、良い事です。
慈悲の心とは、様々な宗教でも解かれて居りますが、
他者を理解し、慈悲の心を持つ事が、霊格を上げるヒントになります。
そこに、自分がこうしたいから、という感情を交えると、それは雑念になってしまいます。
素直に、雑念を払って、という所がポイントになります。
霊感を上げるには自然に触れるといい、と言われているのも原点はここにあります。
また、そもそもの人間の一生は、魂を向上させる修行であり、霊格に伴う、様々なランクというものがあります。
1番下は勿論地獄になりますが、上位は天国の他、様々にランク分けされております。
霊魂となった際にどこの位置に付けるかは、生きている間の修行で決まります。
行動ではなく、魂の修行です。
霊能者になるには、パワー増幅、訓練は勿論の事、魂の修行も不可欠になります。