<悪魔シリーズ>ネルガルの場合

今回は、分身です。
ネルガルは、バビロニア発の悪魔になります。情報収集の役割を果たしている事から、
インプと近しい特徴があります。悪魔憑き同士、人間伝手にではなく、直接悪魔同士での情報共有を行っております。
ですから、重要人物に関わる人間に憑いている事が多いです。
ネルガルの分身を付けている人物は多く存在しておりますが、今回はそのうち、ご依頼頂きました方の彼に憑いておりましたので、
払わせて頂きました。その方の特徴としては、裏社会に通ずる方で、トップの護衛等も務めた経験もあり、かなり情報を持っている方だったとの事で、
拝見すると、確かにその方が活発に活動していた19歳の頃に憑いておりました。
その方の特徴としては、精神不安定になりやすく、癇癪を起して暴れてしまう、浮気を浮気と思わない、身近な女性には母親のような役割を求めるものの、
傷つけても、お相手が何を感じても関係ない、自分中心といった所が、当初は見て取れましたが、施術の効果もあり、かなり穏やかな面も増えてきております。
悪魔も取れましたので、一層の回復を期待できますが、悪魔の怖い所は、本人の人格への影響以外にも多岐に渡り影響を及ぼします。
例えば、この方の場合は、霊が見える気がしたり、感じる気がしたり、霊感はないのに、何かが降りてきて乗っ取るような感覚があると、長年感じていたようです。
また、幻覚のようなものを見たり、精神的にも、どこか躁鬱のような気質も混じっており、悪魔にだいぶ巣食われてしまっておりました。
何より、おのずと悪魔に対しての憧れ、肯定のような思考、発言をするようになったりもしていたようです。

悪魔憑きになると、おのずと悪魔を崇拝するように洗脳されていきます。
やはり悪魔憑きは共通して、周りの人物を困惑させ、振り回してしまう、精神的にかなりのストレスを与えるようになってしまうといった現象を引き起こします。