この度、メシソセミアアクセサリー訳アリ商品を販売いたします。
天然石のパーツはどうしても個体差、つまりサイズの違い、お色味の違い、中にはクラックの有無や透明感の違い、成形時に切り取られた箇所により欠けや小さい穴のようなものがありましたり、模様の有無など様々な個性がございます。
これは、「天然の証」としてむしろ好む方、「この石が気に入った」とお石自体にご縁を感じる方、お石の方から「連れて帰ってほしい」と訴えられた方、天然石をお持ちになる方も色々と思います。
私も手持ちのアクセサリーに何点もそういった物がございます。それは偶然手にしたものもあれば、むしろこちらが良いと選んだものもございます。
理由としては、いくつかございます。
「モルダバイト（リビアングラス）等はむしろ穴や歪な形の方が本物の証だから」
（逆にこれらの種類の石で綺麗なものはあまり好きではありません）
２０２１年クリスマスフェアで訳ありのリビアングラスを使ったホルスブレスをお出ししましたが、これもかなり高級かつパワーもあり、個性もある物でしたのですぐにお取引成立となりました。
（悩んでいた方も多かったと存じます）
「この個体は、同じ種類の他の綺麗な石等に比べて石そのもののパワーが強く感じる」
（同じ石でも、個体によってやはりパワーの強さはそれぞれです）
「触っている間に、見ている間に愛着が湧いた」
「個性があるという事は、全く同じ物がこの世に存在しない」
「石に自分を選ぶようにと強くアピールされた」
こういう事情から選ぶ事もございます。
私の弟子達も、例えば成形時の場所の関係で欠けがある、
特大リビアングラスをポイントにしたブレスを持っておりますが、
そのリビアングラスはかなり強く、また誰が見ても本物と分かる物になっております。
石の表情、魅力ですらあるわけです。
ただ通常メシソセミアアクセサリーを販売する際には、厳重な検品をして、
こういったものは基本的にははねております。
傷ひとつ、凹みひとつでもあれば原則は敢えて使う事はしておりません。
梵字の彫り物も、彫りが細く薄れているものなど（パワーは変わらないですが）は、はねており、使っておりません。
何故ならお客様によってお好みも様々で、中にはガッカリされてしまう方もいらっしゃるからです。
通常のオーダーメイドや既製品の販売でも中々使うには厳しいです。
物を扱うお取引ですから、そういった配慮は当たり前ではありますが、結局のところ天然石ですと、そういった事をあまりに絶対とすると、叶わない条件も出てきたりいたします。
（例えばリビアングラスやモルダバイトの特大で何もない完璧な状態となると、滅多に存在しないか、もしくはとんでもないお値段でしか市場にも出回っていないでしょう）
また、原則仕入れをしておりましても、半数程度は何かしらの凹み、形の歪み、傷、というものが見受けられます。
決まった枠の中で大量生産されているような製造物とは異なり、天然の石の素材そのものだから仕方無い事もありますが、実際に使えない為、製作の段階で一部〜半数程度は、はねる事が当たり前にございます。
これは、どこで仕入れても同じ事です。
ですから私の手元には、まだ日の目を見る事もなく、誰の手に渡る事もなく、という可哀想な石達が沢山おります。
見る人が見れば、「むしろこの石をお迎えしたい」という方もいるでしょうが、ご覧頂く機会が無いのです。
人によって綺麗、綺麗じゃない、気になる、気にならない等の基準は異なります。
原則「天然石を扱っている以上、そういったお石の個性は必ず存在する。」という事は、ご承諾いただいた上でのお取引とさせていただいておりますが、逆にそういったお石の特徴が強いものを好まれる方もいらっしゃいますから、そういった方々には逆に是非ともパートナーを選んでいただきたいと思います。
訳アリ商品という事で、通常よりもお得に巡り合える物も多い事でしょう。
それぞれの特徴は、念入りにお写真に掲載させていただきますので、じっくりご覧くださいませ。
※お取引全般のルールとして、原則返品キャンセルは不可になりますため、じっくりご覧いただいた上でご検討ください。
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