正しい除霊の意味とは。
はじめに、「除霊」「浄霊」という二つの言葉が世間に存在しております。
「除霊」は霊を一時的に取るもの。
「浄霊」は霊を成仏させるもの。
以上のように、それぞれ意味が違うという認識があるようですが、この認識は間違って居ります。
本来、二つの言葉に違いはなく、除霊を行えば霊は完全に成仏します。
除霊とは霊をこの世から消し去ること。
霊体を現世から消滅させ、天国もしくは地獄、行くべき所へ送り届ける行為です。
除霊を致しましたら、その霊は成仏しますので、二度と現世には戻って参りません。
しかし、「除霊をしてもらったのに、また憑いた」と鑑定士の方に言われることがあるようです。
それにつきましては次の項目でご説明いたします。
何故、「除霊」「浄霊」と二つの言葉が生まれたのか。
それは、本当の意味で除霊を行える、本物の霊能者が少ない現状があるからです。
「除霊致します」と看板を出している方は多く居ますが、霊能力どころか霊感もない方が大勢です。
そんな方が、適当に言ってウソの鑑定をしている場合がございます。
例えますと、「以前別の人に、狐が憑いていると言われたのですが・・」と相談した方には、
「そうそう、まだ狐が憑いている、しかも何十匹にも増えている」と、恐怖観念をさらに煽ったりします。
そうやって偽物の鑑定士は、都合よく「除霊」を行い、何度もお金を取ろうとするのです。
例に挙げたような、心無い鑑定をする方により、「除霊」とは、取ってもまた憑かれてしまうものという、
間違った認識が広まってしまいました。
偽物の鑑定士とは。
多くの偽物の鑑定士の方がいらっしゃいますが、なぜウソの鑑定をするのでしょうか。
理由は多々ありますが、一部例をあげますと「そもそも全く見えていない」「ウソの鑑定をするよう霊に操られている」ことなどです。
そのため、そんな方に依頼すると、除霊をお願いしたはずが一向によくならなかったり、「霊が再び憑いている」と言われることがあります。
しかし、依頼をした方からすれば、どの鑑定内容もウソか真実かわからず真剣に受け止めるしかないでしょう。
偽物の鑑定士に依頼いただく方は大勢おられます。
私もそのような方を診させていただくこともありますが、当初より悪化している場合が多くございます。
もし、他の方に鑑定いただいた結果に少しでも疑問がありましたらご相談ください。真摯にご対応させていただきます。
除霊を行った後の霊の逝き先。
霊は除霊を行うと、例外なく成仏いたします。
成仏とは、霊体がこの世から消滅し、天国、もしくは地獄に送り届けられた状態のことを言い、
成仏した霊は来世に向け、魂を使い廻し別の生として転生いたします。
そのため、本来、今世のみの存在である霊体(霊)は現世にとどまるべきものではなく、すぐにでも成仏し、
現世から去るべきものです。
しかし、一方でいつまでも霊体として目的もなく現世に彷徨っているものもおり、それは「浮遊霊」と言います。
そして、現世には、沢山の浮遊霊が居ります。
施術後について。
霊が憑依をすると、その方の波動が乱れ、その方を取り巻く時空もおかしな事になります。
除霊をして霊を取ったとしても、全てが正常に戻るまでに、ある程度時間がかかる事もあります。
すぐに戻らない理由は、病気と同じで根源を除去した後、快方に向けて押し戻る過程があるためです。
通常はあまりないですが、除霊直後は反動のように霊障が起こる場合もございます。
しかし、収まると信じられない位に状態が改善する方もおります。
依頼者様それぞれ症状が異なりますので、一概にはお伝えできませんが、皆様、少しずつ快方へ向かって征かれております。
除霊は取って終わりではございません。
目に見えない世界ですから、「本当に取れているのか」と心配になる方も多いでしょう。
私は、除霊後のアフターケアも大切であると考えております。
ご心配な方は、除霊後も拝見させて頂きますので、遠慮なくご相談くださいませ。
「除霊」とは、肉体から切り離され、魂が転生してもなお、
現世に取り残されてしまった霊体を天国に送り届ける行為です。
すなわち二度と、同じ霊が現世に戻ってくる事もなく、
「祓っても祓っても取れない」という事は、あり得ないのです。